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超VIP待遇!ミラン本田 1・8本拠サンシーロお披露目

[ 2013年12月29日 05:30 ]

ACミランは日本代表MF本田圭佑に超VIP待遇を用意

 1月にACミランに移籍するCSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(27)の入団会見が、1月8日にホームのジュゼッペ・メアッツァ(通称サンシーロ)で開催されることが28日、分かった。既に本田の元には背番号10のユニホームが送られ、年明け早々には休暇中のイタリア大使館が特別に就労ビザを発給するなど、特例の措置がとられる見込み。異例とも言える超VIP待遇でACミラン・本田のお披露目がカウントダウンに入った。

 伝統あるスタジアムで熱狂するサポーターに迎えられる背番号10。本田の入団セレモニーに最高の舞台が用意される。ACミランのアドリアーノ・ガリアーニ副会長が先日、本紙の独占インタビューで本田の入団会見に関し「何がベストか案を練っているところ。日本の報道陣も大挙して訪れるでしょうから、それに合った場所にしないと」と明かしていた。
 
 そのプランがサンシーロの愛称で親しまれるホームでのお披露目に決定。08年には元ブラジル代表FWロナウジーニョ(現アトレチコ・ミネイロ)がバルセロナからACミランに移籍した際、約4万人もの熱狂的なファンを集めて行われた、まさにその再現だ。本田は05年バロンドール(世界最優秀選手)を受賞するなど、サッカー界に一時代を築いたスーパースターと同等の扱いを受けることになる。

 ガリアーニ副会長に近い関係者によれば、想像を超えたVIP待遇で準備は着々と進められている。ACミランへの移籍に伴い、本田には就労ビザ取得が必要となるが、都内のイタリア大使館では年末年始の休暇中にもかかわらず、クラブからの要請を受けて本田のために特例で発給する準備が進行中。本田は年明け早々にも就労ビザを取得し、そのまま成田空港へと向かい、家族とともにミラノ入りするという。

 年明け早々の合流へ、加速度的に進められる本田の受け入れ態勢。早ければ12日のサッスオーロ戦になるとみられるセリエAデビューに向け、最高の環境が整ってきた。

 ◆ジュゼッペ・メアッツァ イタリア・ミラノにあるサッカー専用スタジアム。1926年に完成し、90年W杯イタリア大会前に改修された。ACミランは完成当初から、インテル・ミラノは1947年から使用。地区名からサンシーロと呼ばれていたが、ミランとインテルで活躍したイタリア代表FWの名前を冠して80年から現在の名称となった。8万18人収容。

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